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フシギな公費負担制度の限度額

執筆者の写真: 小泉しんぺい小泉しんぺい

こんにちは。


選挙には、公費負担制度というものがあります。

選挙カーや、ポスター、ビラ(4000枚まで)などの費用がそれに当たり、

一定の得票数をクリアすれば、公費として役所が払ってくれるという制度です。


これは、資金力のない若者にとって、出馬のハードルが下がるという意味で

とても良いことなのですが、一方で、その限度額の高さが問題視されることがあります。


例えば、とある市の市議会議員選挙では、ポスターの印刷代は1枚あたり2,215円が限度額となっています。

私は今回、1枚あたり約150円で作ることができました。

2,000円を超えるポスターなんて、どんなに派手な装飾を施してもなかなか作れません。


仮に、候補者が印刷会社と裏で話し合って、限度額ギリギリまで印刷代をつり上げたら、

印刷会社に利益を誘導することができてしまいます。

(そんなに悪い人はさすがにいないと思いますが…)


デザイン料を含めたとしても、相場はせいぜい1枚あたり500円程度でしょうか。

限度額を見直して適正価格に引き下げ、税金の無駄遣いが減ることを願っています。


皆さんの税金が使われるポスター代に、候補者がどの程度お金をかけているか、

公費だから高い業者でもいいと考えていないか、そのような視点から

投票先を選んでみるというのも面白いかもしれませんね。


なお、私は選挙カーがうるさくて好きではないので、選挙カーは使用しません。

在宅ワークが増えている時代に、騒音を発する選挙カーに税金が使われるのは

正直おかしいと思っています。

市民の静かな住環境を守ることを優先するべきです!


選挙や政治活動には、この他にも、フシギなルールがたくさんあります。

市議選で供託金が30万円かかるというのも、世界的に見れば異様に高い金額です。

憲法44条「財産または収入によって差別してはならない」に、違反しているという

意見もあります。


もっとクリーンで、フェアで、政治に関わりたい人が自由に立候補できる、

そんな当たり前の民主主義を実現したいと、強く思っています。


普通の会社員として、一般市民として、今回政治にチャレンジするのは

そのようなメッセージを伝えていきたいからです。


もともとお金持ちの人が、資金力を駆使して政治家になるなんてツマラナイですよね💦


ということで、今日も歩いてポスティングに行ってきます!

それでは。

 
 
 

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